リビングテック協会 -LIVING TECH ASSOCIATION JAPAN-

【調査】スマート家電の利用実態調査 子育てファミリーほどスマート家電の所持率が高く「利便性や効果」を実感 一方、「生活の豊かさ」を最も実感しているのは親と同居世帯

2021.08.31

【調査】スマート家電の利用実態調査 子育てファミリーほどスマート家電の所持率が高く「利便性や効果」を実感 一方、「生活の豊かさ」を最も実感しているのは親と同居世帯

半数以上が購入前にスマート家電を体験
5人に1人はテレビや雑誌などのメディアを通して知り所有したと回答

 一般社団法人LIVING TECH協会(本社:東京都渋谷区渋谷、代表理事:山下 智弘・古屋 美佐子、英語表記:LIVING TECH ASSOCIATION, JAPAN、以下 LIVING TECH協会)は、スマート家電導入者に対して利用実態調査を行いました。聞いた項目は、「導入しているスマート家電の種類」「スマート家電導入のきっかけ」「スマート家電がある生活をどう感じているか?」の3点です。今後こちらの調査を定点で行うことで、スマート家電利用者の利用実態だけでなく、利用者の声を通してスマート家電があることで生まれる生活の利便性や、その先にある「生活の豊かさ」を発信してまいります。

調査のサマリ:

▼半数以上が購入前にスマート家電を体験

▼スマート家電を持った一番のきっかけ
 ・5人に1人はテレビや雑誌などのメディアを通して知り所有したと回答
 ・単身者は約3人に1人が「自分で調べた」ことがきっかけで最多
 ・親と同居世帯は「家電の買い替え」タイミングに取得が2割で最多
  さらに、「住宅購入」がきっかけと回答した割合も他属性と比べて高い(親と同居世帯8.9%/全体2.0%)

▼所有しているスマート家電
 ・ 単身は「スマート家電コントローラー」の所持率が高い(単身26%/全体20%)
 ・ 親と同居世帯は単身者と比較してネットワークにつながる白物家電の所持率が高い
 ・ 子育てファミリーは他の属性と比較して所持率が高い
   親と同居世帯と比較しても全21種類中13デバイスにおいて所持率が高いという結果に

▼スマート家電を導入した利便性や効果
 ・単身者は音声操作に対する満足度が高い(単身42.5%/全体32.3%)
 ・子育てファミリーは他の属性と比べてほとんどの項目で効果を感じている
 ・「複数家電の一括操作」については全体で17.0%の利用率にとどまる

▼便利の先にある豊かさ実感指数(豊かさを示す効果の選択肢スコアの合計)
 ・親と同居世が最も豊かさを実感しているという結果に
  1位 親と同居世帯(98.8ポイント)
  2位 子育てファミリー(93.2ポイント)
  3位 単身(62.1ポイント)

▼スマート家電を利用することで得た豊かさ(自由記載)
 ・こんな使い方ができるのか、と新鮮な気持ちを味わえる。
 ・ペットを飼っているので、夏場の室内の温度や様子を観察出来るので安心感を得られる
 ・娘が毎朝天気と気温を確認して着替えを準備するようになった。リモコンを探す手間が無くなった。
 ・ソファに座ったまま家電を操作できる。子供に授乳しながらエアコンの操作ができる。
 ・小さめのお掃除ロボットを購入したので、ペットみたいで可愛くて、名前をつけて大事にしています。
 ・スマートにこなすことができるので、他の時間が増えて心に余裕ができたのでみんなの仲が深まってる気がします。みんなで1つの物に興味を持つことができているし。
 ・暇な時にいつでも相棒のように相手をしてくれる友達のような存在。
 ・家に帰ってきた瞬間に家電を起動させることができる点に利点を感じています。現在のコロナの状況では家に帰ったら手洗いうがいが必要ですが、手洗いうがいせずに声だけで家電を起動できるので、魅力的になっています。

調査詳細:

▼半数以上が購入前にスマート家電を体験(全体/単一回答)
「スマート家電を購入や入手をする以前に、同様の設備、製品を体験したことはありましたか?」と聞いたところ、なんと半数以上が体験をしたことがあったと回答しました。自分で体感した利便性や快適性が、製品の購入や入手に大きく影響を及ぼすようです。
スマート家電を購入する前に製品を体験しましたか?.jpg

▼スマート家電を持った一番のきっかけ(全体/単一回答)
 ・5人に一人はテレビや雑誌などのメディアを通して知り所有したと回答
 ・単身者は約3人に1人が「自分で調べた」ことがきっかけで最多
 ・親と同居世帯は「家電の買い替え」タイミングに取得が2割で最多
  さらに、「住宅購入」がきっかけと回答した割合も他属性と比べて高い(親と同居世帯8.9%/全体2.0%)

 最近、スマート家電が多くのメディアでご紹介をいただけるようになりましたね。これにより、単身、子育てファミリー、親と同居世帯のいずれの属性においても利便性や快適性も知る機会となり、スマート家電を持つきっかけとなっています。
 また、それぞれの属性ごとに特徴が現れていました。単身者は他の属性と比較しても圧倒的に「自分で調べた」(29.8%)ことをきっかけとして購入・入手された方が最も多くいらっしゃいました。親と同居世帯は、1位「家電の買い替え」(21.7%)2位「家電量販店やECサイト」(19.7%)と続き、「住宅購入」(8.9%)と答えた割合も子育てファミリー層(4.1%)と比べて2倍の結果となりました。買い替えや住み替えなど、お金が動くタイミングで購入を検討される方が多いようですね。

▼所有しているスマート家電(全体/複数回答)
 ・ 単身は「スマート家電コントローラー」の所持率が高い(単身26%/全体20%)
 ・ 親と同居世帯は他の属性と比較してネットワークにつながる白物家電の所持率が高い
 ・ 子育てファミリーは他の属性と比較して所持率が高い
   親と同居世帯と比較しても全21種類中13デバイスにおいて所持率が高いという結果に

 単身者のスマート家電の保有率1位は「スマート家電コントローラー」でした。「スマート家電コントローラー」は赤外線リモコンをスマホで一括管理することのできるデバイスです。テレビやエアコンなど、家の中にはたくさんのリモコンがありますが、日々の中で「リモコンがない!」と探す必要がなくなるのは嬉しいですよね。

 最近の白物家電はリモコンが不要であったりネットワークとつながることで献立やお買いもの情報が取得できるなど、スマート家電化したものも多くあります。ネットワークにつながる白物家電として、「インターネットまたはネットワークにつながるエアコン」「インターネットまたはネットワークにつながる冷蔵庫」「インターネット

またはネットワークにつながる電子レンジ」の割合を合算したところ、親と同居世帯は62.4%、子育てファミリーは49.1%、全体は33.2%、単身は14.9%となり、圧倒的に親と同居世帯の所持率が高いことがわかりました。親と同居世帯は先ほどの結果でも大きくお金が動くときにスマート家電を購入することがわかりましたが、せっかくであれば生活により便利なものを入手しよう、という考えが見られますね。

 また各デバイスの所有率を調べたところ、子育てファミリー層が最も高いという結果になりました。全体と比較してすべてのデバイスにおいて所持率が高く、特徴のある動きを見せている親と同居世帯と比較しても13デバイスにおいて所持率が上回っていました。

▼スマート家電を導入した利便性や効果(全体/複数回答)
 ・単身者は音声操作に対する満足度が高い(単身42.5%/全体32.3%)
 ・子育てファミリーは他の属性と比べてほとんどの項目で効果を感じている
 ・「複数家電の一括操作」については全体で17.0%の利用率にとどまる

 スマート家電は、音声で家電を操作することが可能な製品も多くあります。単体で音声操作が可能な家電もあれば、スマートスピーカーと連携することにより音声操作をすることも可能です。声で家電が操作できると、移動が不要となったり手が空いていない時に家電を動かすこともできます。例えば、夜寝るときに布団に入った後で照明を消すこともできるのです。単身者が最も利便性を感じているのが音声操作(42.5%)で全体(32.3%)と比較しても高い傾向にありました。

 子育てファミリーは他の属性と比べてほとんどの項目で効果を感じていました。特に効果を感じているのは「自宅の外からエアコンや照明の操作ができる」(37.3%)ことで、帰る前に家の中を明るく快適にできるなど、家族が快適に過ごせるためのツールとしてスマート家電を活用している様子が垣間見えました。

 ネットワークにつながることで、様々な家電の連携も可能です。例えば朝、スマートスピーカーに一声かければ、カーテンが開いて照明が付き、エアコンがONになって今日の予定と天気が読み上げられ、テレビが付く。そんな連携もできるのです。しかしながら、先述のような「複数家電の一括操作」の使用率は全体の17.0%に留まる結果となりました。スマート家電の機能を最大限利用して、生活の質をさらに向上させることもできそうですね。

 この設問では、「生活の楽しさの増加」「共通の話題が増えた」「ケンカが減った」など、利便性だけでなく生活の豊かさの変化についても聞いてみました。結果は以下の通りです。

▼便利の先にある豊かさ実感指数(豊かさを示す効果となる選択肢スコアの合計)
 ・親と同居世が最も豊かさを実感しているという結果に
   1位 親と同居世帯(98.7ポイント)
   2位 子育てファミリー(93.2ポイント)
   3位 単身(62.1ポイント)

便利の先にある豊かさの指数合計.jpg

 今回の設問で生活の豊かさの実感数値としてカウントしたのは、「生活の楽しさの増加」「生活の質が向上した」「共通の話題が増えた」「話し相手・遊び相手になった」「生活にメリハリがついた」「健康維持や向上」「家族で過ごす時間が増えるなど、時間に余裕ができた」「ケンカが減った」の8項目。この数値(%=ポイント)を属性ごと足し上げて比較したところ、僅差ながら親と同居世帯が1位という結果となりました。

▼スマート家電を利用することで得た豊かさ(自由記載)
 ・こんな使い方ができるのか、と新鮮な気持ちを味わえる。
 ・ペットを飼っているので、夏場の室内の温度や様子を観察出来るので安心感を得られる
 ・娘が毎朝天気と気温を確認して着替えを準備するようになった。リモコンを探す手間が無くなった。
 ・ソファに座ったまま家電を操作できる。子供に授乳しながらエアコンの操作ができる。
 ・小さめのお掃除ロボットを購入したので、ペットみたいで可愛くて、名前をつけて大事にしています。
 ・スマートにこなすことができるので、他の時間が増えて心に余裕ができたのでみんなの仲が深まってる気がします。みんなで1つの物に興味を持つことができているし。
 ・暇な時にいつでも相棒のように相手をしてくれる友達のような存在。
 ・家に帰ってきた瞬間に家電を起動させることができる点に利点を感じています。現在のコロナの状況では家に帰ったら手洗いうがいが必要ですが、手洗いうがいせずに声だけで家電を起動できるので、魅力的になっています。

 例えば、授乳中など動くことのできない時でも家電を操作できること、またコロナ禍においては非接触が叶うことで心に余裕が生まれることもスマート家電のメリットです。また「たのしい」「会話が増えた」「時間に余裕ができた」などのコメントも多く寄せられました。こどもの自主性が育ったり、スマート家電を家族の一員として大切にする様子も見られ、スマート家電を活用することで、便利の先にある「生活の豊かさ」を実感しているということががわかりました。

 LIVING TECH協会は「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする。」をミッションに活動しています。今回の調査を通して、スマート家電というテクノロジーを活用することで、暮らしの豊かさの実現と社会課題の解決を両立をしている様子を知ることができました。これからも、テクノロジーの利活用を通した豊かな暮らしの実現に向けて、活動を続けてまいります。

スマート家電の利用実態調査概要
■調査方法     インターネットリサーチ
■実施期間     2021年08月11日~16日
■調査対象     全国の20-59歳のスマート家電所有者男女
■有効サンプル数  505
■調査主体     LIVING TECH協会
※ 本リリース内容を掲載いただく際は、出典「LIVING TECH協会調べ」と明記をお願いいたします。

団体概要
名称:一般社団法人LIVING TECH協会
所在地:東京都渋谷区渋谷3-10-13 TOKYU REIT渋谷Rビル
設立:2020年4月28日
公式HP:https://www.ltajapan.com/
役員:
代表理事:山下 智弘(リノベる株式会社 代表取締役/LivingTech Conference2017-2018主催)
代表理事:古屋 美佐子(アマゾンジャパン合同会社 Amazonデバイス事業本部 オフライン営業本部 営業本部長)
理事:宇野 雄一(シグニファイジャパン合同会社 コンシューマー事業部 事業部長)
理事:伊藤 政博(パナソニック株式会社ライフソリューションズ社 マーケティング本部 ソリューション事業統括部 統括部長)
理事:武井 浩三(一般社団法人不動産テック協会 発起人)
理事:東 克紀(YKK AP株式会社 事業開発統括部長)
理事:山田 毅(アイロボットジャパン合同会社 執行役員 マーケティング本部長 兼 新規事業開発室長)
監事:成本 治男(TMI総合法律事務所 パートナー 弁護士)
顧問:中村 剛(東京電力エナジーパートナー株式会社 販売本部 お客さま営業部 デジタル営業グループ 副部長 リビング・デジタルメディア担当)
メディアパートナー:
RoomClip https://roomclip.jp/
@DIME  https://dime.jp/