リビングテック協会 -LIVING TECH ASSOCIATION JAPAN-

Magazine No.7

「いま手に入る未来」を見に行こう!「LIVING TECH Conference 暮らしとテクノロジー展」企画担当者が語る「暮らし×テクノロジー」の可能性

2020.11.23

「いま手に入る未来」を見に行こう!「LIVING TECH Conference 暮らしとテクノロジー展」企画担当者が語る「暮らし×テクノロジー」の可能性

2020年10月29日~11年29日の1ヶ月にわたり二子玉川 蔦屋家電にて開催する「LIVING TECH Conference 2020 暮らしとテクノロジー展」。「アレクサ、おはよう!」という一言で、照明、テレビ、スピーカーなどが暮らしに合わせて動く家や、犬や猫の体調や気持ちがわかるプロダクトなど、様々な「暮らし×テクノロジー」の製品が集結しています。

この展示イベントを企画した株式会社蔦屋家電エンタープライズ 蔦屋家電+プロデューサーの木崎大佑氏に、ご来場いただいたお客様の反応や、これからのスマートホーム家電の可能性についてお話しいただきました。

ご来場者様の反応はいかがですか?


多くのお客様が新しいテクノロジーに触れワクワクしながら楽しんでいます。
私たちは普段の仕事でテクノロジーや最新製品に触れる機会がありますが、多くの人はそのような状況にはありません。
家電の音声操作など私たちは当たり前だと思っていたことでも、まだまだ驚いて下さるお客様は多い印象です。

ご来場者様からご質問をいただくことはありますか?また、どのようなご質問が多いでしょうか?その中から見える課題があれば教えてください。


最もご興味頂くのはHACOBASEへの質問ですね。価格や性能・カスタマイズ性など。
ライフスタイルの多様化により二拠点生活をすでに実践しておられる方も多く、皆さんHACOBASEの使い方をなんとなく自分事としてイメージされています。
実際には山奥でのネットワーク環境などにまだ不安がありますので、5Gがどこまで普及していくかが肝になると思います。
スマートスピーカーを軸に他メーカーの製品との連携が取れることは知っているけれど、設定が面倒という方は多いです。私個人としても正直少し面倒だと思っています。笑
なので見えてくる課題としては『専門用語をできるだけ少なくする』のような柔らかいタッチポイントを重視する必要があるのではと思います。
メーカー視点だとどうしても横文字で、しかも略語でのプロモーションが多くなりがちですからね。
各メーカーが寄り合って『トラブルシューティングの窓口を用意する』というのも良いかもしれません。

この展示を通してご来場者に感じていただきたいことは何でしょうか?


最新のテクノロジーは魔法のようなもので、実際に自分の五感で体験することで様々な未来を想像することが出来ます。
鉄腕アトムを観ていた子供たちが工学博士を目指し、大人になって利便性豊かな技術・製品を生み出したように。
より良い未来を作るために、多くの情報が集まる私たちには世間の皆様に情報を適切に伝えていく義務があります。
この展示を通じて少し先の未来を感じてもらい、社会全体に熱量が少しずつでも伝わっていったらいいなと思います。

「暮らし」×「テクノロジー」の可能性についてどう思われますか?

自分のライフスタイルに積極的にテクノロジーを取り入れている方はまだまだ少ないと思います。
それは自分の生活の中で現状不便と感じていることが少ない、またはそれが心地よい状態にあるからだと思います。
一方で環境破壊の問題や人口減少、未知のウイルスとの戦い等、私たちはこれまでに経験のなかった時代変化を目の当たりにしています。
ロボットやAI・IOT・・・人間の力を超えて活動のできる新しいテクノロジーを積極的に取り入れなければならないシーンが確実に増えてくると思います。
そういった場面で、私たちにはテクノロジー対する適切な理解をしておくことが大切です。
日々の生活から少しづつテクノロジーを取り入れ共存していくことが必要だと考えるのです。

最後に一言お願いします!

テクノロジーやそれを活用した製品は人々の生活を豊かにするために生まれたものですが、時代変化の激しい昨今、今後は社会・環境全体の規模で持続可能なモノづくりが必要になります。

日本にもチャレンジャーはたくさんおり、今回の『暮らしとテクノロジー展』ではそのようなプロダクトも多くご覧いただけます。ぜひご来場ください。

ーーー

日々の暮らしの中で「しなければならないこと」をテクノロジーが担い、みなさまが「やりたいこと」に時間を費やせるようにすることで豊かな暮らしを実現したい、という想いから立ち上がったLIVING TECH協会。ぜひ協会が目指すちょっと先の、でも今、手に入る未来を覗きに、二子玉川 蔦屋家電へお越しください!

名称:LIVING TECH Conference 2020  暮らしとテクノロジー展
期間:2020年10月29日(木)~11月29日(日)
営業時間:10:00~20:00 ※店舗の営業時間に準ずる
会場:二子玉川 蔦屋家電 1F Tech Front
住所:東京都世田谷区玉川1-14-1 二子玉川ライズS.C. テラスマーケット
参加料:無料
展示内容:最新IoT家電の展示、実際の住まいでスマートホーム体験
公式HP:https://livingtech.ltajapan.com/2020-tsutayaelectrics/