#011 第17回ギフトショーLIFE&DESIGNセミナー登壇

当協会設立以降、「新しいライフスタイルの提案」をテーマにした展示会「ギフトショーLIFE&DESIGN」でセミナーのご用命をいただいており、2024年2月13日(木)に開催されたセミナーで累計10回目となる登壇でした。

今回は、今だからこそ立ち返るべきテーマとして「Well-Being」をテーマに講演を行い、当協会のメディアパートナーとしてご協力いただいているRoomClipさんの住文化研究所所長の川本氏、当協会の顧問を務めていただいている家電王中村氏、ゲストとして帝京平成大学薬学部の小原氏にご登壇をいただきました。

LIVING TECH協会は、「人々の暮らしを、テクノロジーで豊かにする。」をミッションに、スマートホームをはじめとするデジタルやIoTを生活・暮らしに取り入れてより良い暮らしを送れる方が増えるよう、普及活動を行っています。
今まで、ギフトショーLIFE&DESIGNのセミナーでは、「ペットの見守り」や「快眠」などをテーマに講演を行ってきましたが、全てのWell-Beingの実現のためには、個人の健康が大前提にあることが必要です。いくら便利なモノやサービスがあっても、”身体が資本”というように、自分が健康でなければ本当のWell-Beingの実現が難しいと思います。
そこで、今回はゲストスピーカーとして、在宅医療や薬剤師としてご活躍され、今は平成帝京大学薬学部教授と公益財団法人日本ヘルスケア協会の理事を務められている小原氏にご登壇いただき、Well-Beingの前提となる健康の視点でお話をいただきました。
ギフトショーで出展される商品やサービスは、プロダクトアウトで語られがちですが、今回のセミナーでご紹介したRoomClipトレンドアワードの結果にあるように、生活者の投稿画像のタグやキーワードは、必ずしも売り手の意図した価値やメリットではないことも多分にあります。
この売り手と買い手のギャップは、すなわちプロダクトやサービスの本当の価値が伝わりきっていないと言えると思います。売り手が考えるメリットと、買い手・使い手が感じるメリットが必ずしも一致しないことに視点を置いて、ユーザー視点で考える必要性を、スマートホームの普及にも応用していきたいと思っています。
過去の各セミナーでもそうですが、プロダクトアウトではユーザーには響かないという原則に立ち返り、RoomClipのユーザー投稿事例から、生活者のリアルを知る機会を創っています。これからも、色々なテーマでユーザー視点で暮らしを良くする情報提供やディスカッションをしてまいりたいと思います。

セミナースライド
セッションアーカイブ動画
関連リンク
RoomClip住文化研究所 https://lab.roomclip.jp/
くらしのラボYouTubeチャンネル https://youtube.com/@kurashinolab
公益財団法人日本ヘルスケア協会 https://jahi.jp/
健康茶房 https://pc.tamemap.net/1311401/event/121315/2024-08-03?locale=ja